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就活生の皆様へ… 恐怖の百物語・面接編へようこそ。 私は、今年の10月まで、ある食品メーカー(上場企業)の人事担当を8年間しておりました。 毎年、数百名の面接を行い、毎年「これはコメディか?」と思わせる学生と多数、遭遇しました。 せめて、就活生の皆様に少しでも現実の話、人事が思っていることをストレートに伝えたく、このブログを始めました。 少しでも、普通のことを知って、普通に人間として就職活動をしてもらいたく思っております。 ここに書かれた百の物語は、全て私の実体験です。 決して、コメディとして脚本を書いているのではありません。 決して、ネタではありません。 面白いと言えば、それまでなのですが、このままこの学生たちが社会人になると思うと、恐怖を感じることがあります。 別に、学生を責めるつもりもありません。 少しでも、就職活動のお役に立てれば幸いだと思っております。 たくさん書きたいのですが、100話に絞って、皆様にお伝えしたく思います。
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グループ面接の時
隣を異常に意識している学生さんがいます。

そんなに変な意識は要りません。
グループ面接は 
他人と比べているのではありません。

たまたま時間の関係で
3人とか4人の面接になっているだけです。

面接官は1対1の面接をしているつもりですから。
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何を聞いても
じっーと考えてからしか答えてくれない方がいます。

確かに真剣になる気も分かります。
が できれは テンポよく話をしてくれればと
願っています。

絶対的な正解など ないと思いますから
気楽に答えてくれればと・・・。
何か質問すると
「それはどういう意味ですか?」と
必ず確認してから答えようとする人がいます。

学生時代に打ち込んだことは?

それは学業のことでしょうか?
サークルのことでしょうか?
アルバイトのことでしょうか?

と聞かれます。

「何でもいいですよ」と私が言うと

「ではアルバイトのことを話します。・・・」


これが毎回続くと会話になりません。

会話の大事なことはテンポですね。

いいテンポで話をしてくれると嬉しいですね。
「ライバル会社の不祥事に
 ついて意見を述べてください」

こんなことをニヤニヤしながら
まるで興味本位に聞かれたことがあります。

同業他社にて、毎年のように不祥事が起きています。

さすがに このことで
評論家のようなコメントはできません。
他社の悪口になるようなことは言えるはずもありません。
ライバル会社の不祥事をチャンスだと思ったこともありませんし、
自社が今まで以上に、管理体制を徹底しなくては思うだけです。

この質問が悪いとか言う気もありませんが
正直、答えにくい質問でした。

もし、こんな風に聞かれたら
「ライバル会社は残念なことにあのような不祥事がありましたが
 それを機に御社ではどんな対策を取られましたか?」

これならいくらでも答えられます。
面接の最後に質問タイムを設けています。
これは弊社だけではなく、
多くの企業もそうだと思います。

これはチャンスタイムでもありますから
どんどん質問して欲しいのですが
正直あまり嬉しくない質問もあります。

「御社の欠点を教えてください」

この質問です。 あるくだらない本の影響だと思いますが
この質問を多く受けた年度があります。

こんなこと本当に聞きたいのかな?と
思いました。

「御社のこれからの課題を教えてください」なら
答えたくなります。
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