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就活生の皆様へ… 恐怖の百物語・面接編へようこそ。 私は、今年の10月まで、ある食品メーカー(上場企業)の人事担当を8年間しておりました。 毎年、数百名の面接を行い、毎年「これはコメディか?」と思わせる学生と多数、遭遇しました。 せめて、就活生の皆様に少しでも現実の話、人事が思っていることをストレートに伝えたく、このブログを始めました。 少しでも、普通のことを知って、普通に人間として就職活動をしてもらいたく思っております。 ここに書かれた百の物語は、全て私の実体験です。 決して、コメディとして脚本を書いているのではありません。 決して、ネタではありません。 面白いと言えば、それまでなのですが、このままこの学生たちが社会人になると思うと、恐怖を感じることがあります。 別に、学生を責めるつもりもありません。 少しでも、就職活動のお役に立てれば幸いだと思っております。 たくさん書きたいのですが、100話に絞って、皆様にお伝えしたく思います。
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「特技は何ですか?」

「いろいろありますが
 人に言えるようなものはありません」(学生さん)

「何か教えてもらえませんか?
 無理でしょうか?」

「無理ですね。
 言うと内定に響きそうですから・・・」(学生さん)

「それでは別の質問にしますね」

「お願いします」(学生さん)
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面接、終了後

こんな学生さんがいらっしゃいました。

「帰りの交通費がないので、貸していただけませんか?
 すぐに、返しに来ますので…」


あれから、5年経ちました・・・・・・・。
グループ面接の時、目の前にいる学生さんの自己PRを
聞いていたら、隣の学生さんが

「いえ!僕の方がすごいですよ!学校の成績は、
素晴らしく良くて、○○で賞をとり・・・・」と
自己PRをいきなりはじめました。

「ちょっと待ってね」
と毎回言いながら、
その学生さんが話し出すのを毎回制止していました。
グループ面接のとき、私は、いつも通り、端から順番に質問をしていきました。

左端の男子学生に質問をしたところ、緊張のせいかうまく答えられないようでした。

それは、全然問題ないんですが、そのとき、右端の学生がガッツポーズをしました。

喜ぶところじゃ、ないですよね。
当社では、セミナーと面接試験は、全て私服でお願いしています。

なのに、ずっとスーツで来る人がいました。

理由を聞くと

《私服で来てください》と書かれていたら、
スーツで行けと学校で教えられたそうです。


私服で、来て欲しい理由があるんですけどね…。
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